沖縄の健康・長寿食 海の幸
美味しく簡単に出来る家庭料理のレシピを紹介。

   

アーサ汁(ヒトエグサの吸い物)

磯の香りに誘われ食欲増進
アーサは、和名・ヒトエグサといい、緑藻類の一つです。
沖縄の冬から春にかけて、海岸を鮮やかな緑色に彩るのがアーサです。その時期には、
アーサを摘む家族ずれで海辺が賑わいます。
 ミネラルやビタミンを多く含むヒトエグサは、色も香りも良く、まさに、自然の恵みです。
近年では、健康食ブームもあって半乾きのアーサの真空パックも売り出されており、
年中、沖縄の海の味と香りを楽しめるようになっています。野菜と混ぜたアーサの天ぷら、魚介類との和え物など、
いろいろな料理に利用されているアーサです。
アーサ

材料 4人分

  アーサ(乾燥)・・・・・ 4g
  木綿豆腐  ・・・・・ 30g
  だし汁   ・・・・・ 4カップ
  醤油    ・・・・・ 小さじ1
  塩     ・・・・   小さじ1
  生姜汁   ・・・・・ 少々
作り方

@ 水で戻したアーサをざるに入れ、水につけながら砂などをきれいに洗い落とします。
   水は二、三回取り替え、洗い終わったら水気を絞っておきます。
A 豆腐は小さな賽の目に切り、いったん水につけてからざるに上げ水気を取っておきます。
B 鍋にだし汁を煮立てたら、塩、醤油を加え味が整ったところで、@、Aのアーサと豆腐を入れます。
C ひと煮立ちさせたら火を止めます。熱々のとことに、生姜汁をほんの少し落としてできあがりです。
沖縄・石垣島より♪アーサ(アオサ)20g

沖縄・石垣島より♪アーサ(アオサ)20g

スヌイの酢の物(モズクの酢の物)

健康食材は海の恵み
  海藻類は体内の新陳代謝を活性化させ、有害成分の毒性を弱めてくれる働きをしてくれるとされています。
なかでもモズクは植物繊維に富み、また、ヌルヌル成分のフコイダンは胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となる
ピロリキンを体外に排出させる働きがあり、大腸がんなどを抑制する効果があるといいます。
血液中のコレステロール濃度を正常に保つ食材としてモズクは、いまや健康食品の代表ともいわれています。
 さっぱりした口当たりで、成人病や老化を防ぎ、健康づくりに欠かせないモズク料理は、自然からの大きな贈り物です。
モズク 材料 4人分  

  モズク  ・・・ 240g  
  キュウリ ・・・ 1本(約70g)  
  レモンの皮 ・・ 少々

【三杯酢】  
  酢 ・・・・・ 大さじ5  
  醤油 ・・・・ 大さじ1杯半  
  砂糖 ・・・・ 大さじ2  
  塩  ・・・・ 小さじ2分の1  
  だし汁 ・・・ 2分の1カップ (100cc)
作り方

@ モズクは流水できれいに洗い、塩抜きをしておきます。 
  (塩漬けのモズクの場合は、丹念に洗った後、薄い塩水で塩抜きをします。)  
   キュウリ、レモンの皮は、千切りにしておきます。
A 酢、醤油、砂糖など各分量の調味料を合わせ、三杯酢を作ります。
B 容器に@のモズクを分けたら、Aの三杯酢をひたひた寸前になるほどかけます。
   @で切っておいたキュウリ、レモンの皮を天盛りします。  爽やか感いっぱいのモズクの酢の物の完成です。
沖縄もずく 塩もずく1.2kg 4〜5人家族1食分(300g)

沖縄もずく 塩もずく1.2kg 4〜5人家族1食分(300g)
保存しやすいパック入り

ぷちぷち食感の海ぶどう

「クビレヅタ」という海藻の一種ですが、
その形状が似ているということから「海ぶどう」、また「グリーンキャビア」などとも呼ばれています
海ぶどうの美味しい食べ方
海ぶどうを氷水でサッサッと水洗いすると、プチプチ感が増し、歯ごたえを楽しめます。
水で軽く洗ってそのままでも美味しいですが、さしみ醤油やドレッシングなどを着けてお召し上がると、お口の中で磯の香りが一層広がります。
沖縄海ぶどう(塩蔵)250g×2箱
沖縄海ぶどう(塩蔵)250g×2箱
■お召し上がり方
水洗いによる塩抜きをしてからお召し上がりください。
方法:15℃以上の水にて粒がふくらむまで3回以上水を入れ替えて水洗いしてください。2~6分程度でもどります。
水中にて15分以上浸さないで下さい。粒のふくらみが弱くなります。
※塩蔵、塩水は生の海ぶどうの様な食感や味にはおよびません。
※海ぶどうは南国の海藻ですので低温に弱いです。
冷蔵庫には入れずに常温(15℃~30℃)で保存して下さい。